concept message

シンプルに生きていく 本物の強さ
多くを語らない シンプルの美しさ
人々は便利なものを求めすぎた
時間や手間をかけずとも手に入り易い時代
忍耐や想像力、コミュニケーションに乏しい時代
世界中がフルタイムで働き
昼夜分かたず生活に追われている人々がいる
我々は常に人工の音や光、物に囲まれた生活をしている
何かが確実に歪み始めている
複雑に絡み合う社会
人間本来の感性・本能が失われつつある
Project
「糸」
世界唯一ともいわれる京都職人が創り出すマーブルを共通のアイコンとし、いままで出会ってきた人々のなかの、世代も生き方も違う、でもどこか共鳴できる10人の女性に向けてひとりひとりのイメージを膨らませながら布と向き合いデザインを仕上げた。その服を着た彼女達をさまざまなジャンルで活躍する10人のカメラマンが撮影し一枚の写真に。その服と写真と共に東京を皮切りに、京都、三重、サンフランシスコ、モスクワ、ロンドン、バルセロナ……と、デザイナー自らが各地を巡って展示会という形を通し直接想いを伝えていく。
特定のお店を持たずカフェやバーでの巡回展示会。会場にてお客様より直接オーダー頂いた分のみ生産販売。 サイズ・カラー別注やタグにイニシャル入りのセミオートクチュールスタイル。
会場選び演出からお客様に品物をお届けするまでをプロジェクトとしている。