日本の職人や工場が正当な賃金と生活保障が無いまま、辞職したり倒産していく、、、。
40代になったいま、20代からお世話になってきた職人や工場でお付き合いのあるのは1割にも満たない。
海外生産・大量生産・安価なファストファッションの波にのまれたり、IT産業など物の無い=リスクの少ない業界が人気な反面、技術と専門知識が必要な割にリスクの高いアナログな業界だったり、高齢化人手不足だったり、30年以上価格は上がるどころか下がる一方だったり、、、。
理由は上げたらキリがない。
そしてどれも殆どの人には直接的な問題でも危機でも無く、内容が解りにくく地味だ。と自負している。
私自身15年近く感じ考え、常に頭の片隅にあった問題だ。
正直、どこから手をつければ分からない手探りのまま試行錯誤し、現在に至る。
考えて、行動し、出る答えはいつも虚しいほど僅か。
ここ数年は諦めていたというか、なるべ考えないようにしていたかもしれない。
そんな時、20代の頃からご縁のあった同世代のデニム工場の代表から久しぶりに連絡をいただいた。
その工場も数年前に一時閉鎖に追い込まれた。
その工場の彼から「アパレル産業を再開しようかと思う。いっしょにやりませんか。」と声をかけてくれた。
まだ復帰はできず、工場の借金返すためにサラリーマンをしながら、いっしょにプロジェクトを半年近く考えてきました。
第一歩として今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
先ずはひとりでも多くの方に日本のアパレルの現状を知ってもらい、関心をもっていただけたら。
少しでも身近に自分事として、これからの日本の未来のこととして、捉えてもらえたら励みになり嬉しいです。
また現状どうしたら良いのか分からない工場や諦めていた工場への何かヒントや刺激にもなれればと。
クラウドファンディングは今年できたばかりの「レスキュー」改め「for good」。
担当者始め、チームメンバーの方々と、どのような構成にしたらより多くの色んな方々に理解してもらえ届けれるのか?の打合せを重ねてきました。
本日より公開前サイトがオープンしています。
※公開後もそのまま同じサイトよりご覧いただけます。
よろしくお願いします。
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for goodクラウドファンディング
「3Dデザインでデニム産地の復活をかけた究極エプロンを作りたい!」
代表:丹上洋史