2013年の暮れに結成された衣舞音感の「耳無し芳一」。

2014年4月、東京神楽坂で行われたイベント“キモノヨキモノ”で初お披露目致しました。
その後6月、スペイン・バルセロナとイビザ島にて開催し、
9月に凱旋公演として山口県下関にて公演と奉納舞をさせて頂きました。

「耳なし芳一」の原作を俳優の田中崇士さんがアレンジし脚本を書下ろし、
舞踊家のバリアージ創立者 則枝千絵さんが振付けと演出をし、
歌手演奏家のうたうたい山口愛さんが演奏と音楽監修をし、
私、a.ladonna.加藤千晶が衣裳と黒子を担当しました。

4人で繰り広げる全く新しい独特の世界観が生まれました。

スペイン公演からはバリアージメンバーのRieさんとMomoaさんがオープニングアクトと音響・照明に加わりました。

皆で意見を出し合い、協力しながら、その土地に合った舞台に仕上げて来ました。

この衣舞音感「耳無し芳一」はこれからも続きます。

[CAST] 衣舞音感-Ibuonkan-
芳一: 俳優 ・舞踊家・脚本家  田中崇士
芸子姉妹(花): 舞踊家・振付家・演出家  バリアージ 則枝千絵
芸子姉妹(天): 演奏家・音楽監修  うたうたい 山口 愛
影・黒子: 衣装作家 ・服飾作家 a.ladonna.(アラドナ)加藤千晶
オープニングアクト「花舞」:Rie Takekuma,  Momoa Kojima(舞踊団バリアージ)

[Story] 〜 祇園精舎の鐘の音。諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・〜

三味線の音、更に高鳴り、その音にのせて女の啜り泣く声が聞こえる。
芳一の気配を察し、何かをせがむように舞い纏わりつく女。
そうして芳一の語る平家の男と機織り娘の悲恋や、壇の浦での濁流の様にうねる悲劇の物語へ。
お前の耳には怒りが届かぬ。
悔しさが届かぬ。
哀しみが届かぬ!
滅んでいった者達の哀しみを一身に受け、消えていった魂…。
……受け継がれていく物語がここに蘇る。